実年齢と自分の年齢にギャップを感じ始めると、いったい私はどっち側に入るんだろう?と迷うことはありませんか?それは同年代の友達に会うとよくわかります。
ついつい友達の肌のハリツヤ、しみやしわ、体型やファッションなどを隅々までチェックして自分と比較していないですか?
やはり実年齢より若く見られることは、自分のライフスタイルや生き方やを映していて、常に新しいことを吸収し、アップデートを繰り返しながら成長し続けている人は輝いています。
あなたは毎日の食事、口に入るものを意識して食べていますか?おいしいものをちょっとずつ、ああなんていい響きなんでしょう。ひと口サイズのおいしいものを何種類か選んで食べたいと思うのは、食の楽しみの1つですよね。でも悲しいですが、毎日確実にあなたの体は老いへと向かっています。
食事の質を上げる食べ物を選んで、活性酸素など体によくないものはできるだけ排除していきたい。アンチエイジングで、体の中から生き生きと細胞が蘇る食べ物や飲み物は何を選んだらよいのでしょうか。
それでは、体が若返る食べ物と飲み物を一緒に探しに行きましょう。
最強のアンチエイジングとは?
年齢に負けない体を作りたい。アンチエイジングで大事なのは食事です。ただ、年齢を重ねてくるとそんなにカロリーを取る必要はないけれど、偏った食事では体を壊してしまいます。健康があってこそアクティブに仕事、趣味などの活動ができます。
食事は毎日、1日2~3回は取るので、家族のために料理をしている、自分だけなので外食が多い、作るのが面倒なので簡単に済ませてしまうなど様々な環境がありますが、偏った食生活になってきていませんか?
自分の好きなもの、その時食べたいものを優先させてしまいがちですが、体のサビの抗酸化、タンパク質と糖が結びついてできる糖化、ホルモンの減少などであなたの体には老化がひたひたと忍び寄ってきています。
タンパク質の糖化とAGEs
この聞きなれないAGEsとはいったい何なのでしょうか。
「Advanced Glycation Endproducts」の略称であり、日本語に直すと「最終糖化産物」になります。食事でたくさんの糖分を摂取すると、体内で構成されているタンパク質と結びついてしまい、メイラード反応を引き起こしてAGEsを発生させます。
AGEsが体内で増加すると、細胞を攻撃して老化を早めてしまうと言われている「活性酸素」を生じさせたり、糖分とタンパク質が結合させたりすることで体内に構成されているタンパク質が本来の役割を果たせず、組織や細胞において様々な悪影響を及ぼしてしまう可能性もあります。
引用元:グランプロクリニック銀座
お肉を焼いている時に、色が変化して茶色になっていく反応をメイラード反応と呼びますが、体の中でもこのメイラード反応が起き、タンパク質の結びついてAGEsを生み出しています。
このAGEsがたくさん生成されてしまうと、コラーゲンが減り、活性酸素が増えてしまいます。体の中にコゲができてしまうので、しみやしわが増えて老化が進んでしまうんです!
抗酸化のサビは知っていたけれど、この「糖化のコゲ」ということについては知りませんでした。甘いものが好き、炭水化物が好きという人は要注意ですね。
AGEs対策方法
- ストレスの軽減
- 炭水化物の過剰摂取をやめる
- 肝機能を高める
- 運動の習慣化
この中で、肝機能を高めるって日常生活では意識しませんよね。酵母やレバー、肉、魚介類、野菜でビタミンB群が多く含まれる食品を取るようにしましょう。ごはんやパン、麺類だけで食事を済まさないようにしましょう。
そして、運動の習慣化は欠かせません。筋トレは毎日する必要はなく、正しいやり方でしっかりと筋肉をつけていくことで、痩せやすい体になっていきます。40代女性の筋肉をつける・自宅で簡単にできる筋トレメニューの効果
活性酸素を除去して若返りたい人が取るべき食べ物と飲み物
活性酸素を除去させるには抗酸化物を取ること。ビタミンC、E、カロテン、ミネラル類、ポリフェノール類の入っている食品を選びましょう。
「あなたの体は、あなたが食べたもので出来ている」毎日自分の食べている物をもっと意識して、あなたにとってこれが必要、これは不要という食べ物をしっかりと見極めましょう。
まごわやさしい
伝統的な和食の基本です。
ま:豆、ご:ごま、わ:わかめ、や:野菜、さ:魚、し:しいたけ、い:芋
定食メニューって本当にバランスがいい食事なんですね。自分で食事を作るときや、外食するときはこれを思い出しましょう。
ビタミンB群
レバー、うなぎ、大豆、納豆、豚肉、ごま、玄米、そば、青魚、卵、緑黄色野菜、ピーナッツ、海藻類、貝類、チーズなど。
これらは積極的に取っていきましょう。全ての食材を一気に取る必要はなく、この中から3~4種チョイスしていけば無理なく食べることができます。お酒を飲む時などは、この中から選ぶと肝臓にやさしいです。
飲み物
ミネラルウォーター、緑茶、豆乳、ルイボスティー、コーヒー、赤ワイン、トマトジュースなど。
甘い飲み物に気をつけましょう。ジュースやコーヒー類は大量の砂糖が使われていますし、ゼロカロリー飲料の人工甘味料は曲者なので最初から選ばないようにしましょう。
そして、冷たい飲み物は清涼感がありおいしいですが、体を冷やしてしまうので常温や温かくして飲み過ぎないこと。
ルイボスティーには、活性酸素を抑えてくれるSOD様酵素が入っています。ルチン、マグネシウム、カリウム、フラボノイドが入っていて、ノンカフェインで体に優しく家族全員で飲むことができ、ハーブやフルーツを入れたりして飲み方のアレンジが色々できて楽しめますよ。
まとめ
体の中がサビることはよく知られていますが、体の中がコゲてタンパク質が糖化するというのは全く知りませんでした。
バランスよく食事を取るのが一番ですが、じつはこれが難しい。自分が嫌いなものは食べないし、その時の気分や体調で食べる物を選んでしまいます。
アンチエイジングはやはり毎日の積み重ね、数年後そのまま自分にはね返ってきます。今の状態をキープさせるには、食事、睡眠、運動そして生きがいを見つけることですね。
あなたの人生、後悔することなく毎日を楽しくエンジョイしましょう。
コメント
ランキングから訪問させていただきました(^^♪
食事を偏らせず摂ることの大切さは知っているつもりでした。
ただ、糖化で身体が焦げる事は、初めて知りました。
教えていただき、ありがとうございます(^^♪
いくっち♪さま
コメントありがとうございます!
私も体が焦げるというのは初めて知り、食事内容の見直しをしました。
体のコゲ防ぎましょうね^^